シンガー・ソングライターの柴田聡子さんのライブ、ミュージシャンであり文筆家の菊地成孔さんのトークショーなどが、5月2日から3日間にかけて「TOYAMAキラリ」(富山市西町)ほかで行われる。7回目を迎える大規模なブックイベント「BOOK DAY とやま」の一環として、さまざまなゲストを招いた関連イベントを企画する。
2日は柴田さん、Gofishことテライショウタさん、インストゥルメンタルバンド「NRQ」のライブを、「富山市民プラザ」(富山市大手町)4階で開催。前売りチケット購入者には「グランドプラザ」(富山市総曲輪)会場の古本・レコード市で使用できる300円の割引券を贈呈する。テライさんはカレーユニット「Curry Meeting Crew」としても参加予定。
3日は音楽・映画評論などの執筆活動をはじめ、ラジオDJとしても活躍するミュージシャンの菊地さん、「神戸、書いてどうなるのか」で知られる「ロック漫筆家」安田謙一さんのトークショーを「TOYAMAキラリ」2階ロビーで開催。幼少期から映画館に足しげく通った2人が、映画と街をテーマにトークを繰り広げる。安田さんは2日のライブでもDJとして出演予定。
翌4日には同会場で、カルチャー誌「スペクテイター」編集長の青野利光さんと、話題作「サンダー・キャッツの発酵教室」を手掛けた「ferment books」のワダヨシさんによるトークショーを行う。「なぜ、僕たちはインディペンデント出版を続けるのか?」をテーマに、ユニークな本作りの制作裏話を披露する。
4日は活動弁士ハルキさんの語り付き無声映画上映会を、グランドプラザ向かいの「富山まちなか研究室 MAG.net」(富山市総曲輪)で開催。喜劇王チャールズ・チャップリンの主演作「チャップリンの冒険者」(アメリカ・1917年)、斎藤寅次郎監督のコメディー「子宝騒動」(日本・1935年)の2作を上映する。
関連企画として、シネマカフェ「ほとり座」(富山市中央通り)では、街の本屋を舞台にしたイギリス映画「マイ・ブックショップ」を4月27日から上映する。
2日のライブは15時開演。料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。中学生以下は無料。3日・4日のトークショーは13時30分開演。入場無料。4日の上映会は15時30分開演。入場料500円。中学生以下は無料。ライブ予約・問い合わせはオフィシャルサイトで確認できる。チケットは林ショップ、古本ブックエンド、古本いるふ(滑川市)ほかでも取扱う。