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富山のインテリアショップで米木工作家のクラフト作品展

ピーターソンさんと親交の深い「CARGO」オーナーの野村晃二朗さん。何度も彼の工房に足を運び、いち早く日本で取り扱いを始めた

ピーターソンさんと親交の深い「CARGO」オーナーの野村晃二朗さん。何度も彼の工房に足を運び、いち早く日本で取り扱いを始めた

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 ジョージ・ピーターソンさんは米ノースカロライナ州アッシュビルを拠点に活動する木工作家。1992年から独学で木工作品の制作に取り組み、現在は自身の工房である「サークルファクトリー」を主宰し、ウッドボウルやスカルプチャーなどさまざまな作品を作り出している。芸術性と実用性を兼ね備えた作品は米クラフト専門誌や多くのメディアで紹介され、その一部はボストン近代博物館にも所蔵されている。

展示会終了後も「CARGO」でストックとなった作品を見ることができる

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 木の種類はホワイトオーク、メープル、ウオールナット、チェリーなどさまざま。「友人が林業従事者なので地元で手に入る木だけを分けてもらって使っている」とピーターソンさん。6歳からスケートボードを始めたこともあり、スクラップウッド(廃材)を使った作品や、制作過程で割れてしまった木に麻紐を入れてつないだものなど作品からD.I.Y.精神もうかがえる。

 木材に鉄漿液(かねえき)を塗り、鉄と木のタンニンを反応させて黒く変色させたり、スポルテッドウッド(菌が入り込んで不規則な模様が出た木材)を使ったりするなど木の持ち味を生かした作風も特徴だ。

 好きな素材は「チェリーの木」。ターニングによって削り出された温かみのあるウッドボウルやスツール、スクラップになったスケートボードを使ったウオールオブジェやスカルプチャーなど100点近くの作品を展示した。

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