富山地方鉄道・稲荷町テクニカルセンター(富山市稲荷町4)で11月7日・8日、「ちてつフェスティバル2015」が開催された。同イベントは毎年11月に開催され、今回で6回目。
初日は限定35人を対象に「ちてつ電車フェスティバル前夜祭」が電鉄富山駅で行われた。臨時運転する「アルプスエキスプレス号」の車内で、富山県産の食材を使った特別弁当が振る舞われたほか、フリーアナウンサーの久野知美さんやホリプロ所属・芸能マネジャーの南田裕介さんによるトークショーが繰り広げられた。
メーンイベントとなる2日目は、列車に乗りながら洗車機を通過する「洗車でGO!」をはじめ、スタンプラリー、レールの切断作業、保線用車両の試乗会、運転台の撮影会、鉄道模型走行会など日頃体験できない多彩な内容で、多くの鉄道ファンや子どもたちを楽しませた。
南田裕介さんと音楽ユニット「SUPER BELL’’Z」の「車掌DJ」こと野月貴弘さんをゲストとして招いたミニライブ&トークショーも開催。会場を大いに沸かせた。
毎年人気の物販コーナーでは、富山地方鉄道のグッズ販売や同ユニットのCD即売会、使用済みのレール販売、駅表札や車号標の入札オークションが行われた。オークションは、投票箱の中に商品名と希望金額を書いた紙を入れ、イベントの最後に最高額を入れた入札者の名前と金額を発表するというもの。今回は電鉄石田駅で使われた駅表札、特急うなづき号で使われたヘッドマークなどが出品され、アルペン特急で使われたヘッドマークには30万円を超える高額落札が付き、多くの鉄道ファンから拍手と歓声が上がった。