音楽イベント「大人の音楽談義2018 第2回 Ping-Pong DJ ~60年代英国音楽よもやま話」が11月17日、富山市中心部にある文化施設「富山市民プラザ」(富山市大手町6)で行われる。
国内外の音楽の魅力を、ゲストを交えながら多角的に解説してきた同イベント。今回はブロードキャスター、ラジオDJのピーター・バラカンさん、ロックバンド「サニーデイ・サービス」のボーカル、曽我部恵一さんをゲストに迎え、1960年代のイギリス音楽の魅力についてトークを繰り広げる。
曽我部さんは1995年にアルバム「若者たち」を発売し、サニーデイ・サービスのボーカリスト、ギタリストとして活動をスタート。これまで13枚のアルバムと3枚のベスト盤を発売した。バンドと並行し、主宰音楽レーベル「ROSE RECORDS」の運営やCM・映画音楽制作、DJなど、多岐にわたって活動を展開する。レコード愛好家としても知られ、毎日レコード店を訪れるという一方で、事前告知なく音楽配信サービス限定でアルバムを発売するなど、アナログとデジタルがミックスされた感覚が、幅広い年代の音楽ファンから支持されている。
当日は、バラカンさんと曽我部さんが互いにレコードで選曲を返し合い、60年代のイギリスの世相や文化も交え語っていく。会場内で曽我部さんによるミニ・アコースティックライブも行う予定。イベント後は、総曲輪通りにある日本酒厳選店「DOBU6(どぶろく)」(富山市総曲輪2)で、バラカンさんをゲストDJに迎えたアフターパーティーが開かれる。バラカンさんの音楽ラジオ番組に影響を受けた県内のDJや音楽愛好家たちが「I'm Your fan,Peter! DJs」として、ブルース、ロック、ジャズなどの音楽をかけるほか飲食も提供する。
イベントを企画したオレンジ・ヴォイス・ファクトリーの越澤さんは「アフターパーティは会場の1階から3階まで同じ曲が流れるように工夫し、音楽フェスティバルのような状態。アットホームで自由な雰囲気の中、お酒と食事、そして音楽談義を楽しんでほしい」と話す。
17時30分開場、18時開演。チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。アフターパーティーのチケット料金は、前売り=2,500円、当日3,000円(トークイベントのチケット半券提示で500円キャッシュバック)。