DJイベント「総曲輪のスケッチ」が9月1日、富山市中心街のカルチャースペース「スケッチ」(富山市総曲輪2)で開催される。
富山県在住DJのbobuさんと東京を拠点にDJや映像作家として活動するyudayajazzさんが中心となって企画し、県内外のジャンルを越えたDJがプレーする同イベント。2016年に始まり今年で3回目を迎える。
来場者とDJの距離が近く、和やかな雰囲気で選曲を楽しめるのが特徴。bobuさんは「2年前に、オープンしたばかりの『スケッチ』を訪れて一目ぼれした。気取らないけど引かれる内装、大きなガラス窓から西日が差し込んだ時の雰囲気や居心地のよさ。空間だけではなく、隣の『林ショップ』店主の林悠介さん、スケッチに事務所を置くと話していたデザイナーの高森崇史さんとの交流も大きい。この場所で自分も何かをやってみたいと思った」と話す。
「yudayajazzさんとアイデアを出し合い、初回は『Sunny Hot Pack』(日当たり良好の小包)というタイトルで開催した。そのときのタイトルやイメージがコンセプトとなり続いている」とも。
出演は、東京からのヒップホップ・クルー「GEGF」所属のAIWABEATZさん、多彩な音楽と振る舞い酒が魅力のパーティー「酎酎列車」を主催するshirakosoundさん、富山の音楽イベント「めざめ」にも出演した李ペリーさん。映画と音楽を楽しむイベント「街道そだち」を主催するobocoさんが大阪から駆け付け、富山からはotakeさんが登場する。
会場では、関西を拠点にイベント出店を行っている「移動喫茶キンメ」が、ジャスミン茶や紅茶などの中国茶を中心に用意。独自の喫茶空間を提供する。
bobuさんは「イベント当日は『おわら風の盆』も開催されるので、この機会に富山を訪れてもらえたら。来てくださった方々と、最高の環境、最高の選曲で至福のひと時を共有できれば」と話す。
13時開演。入場料は1,000円。