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氷見にB&B形式の宿泊施設 ギャラリー展示や朝食喫茶店も

HOUSEHOLDファサード

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 氷見市で宿・ギャラリー・飲食店が併設する「HOUSEHOLD」(氷見市南大町)が7月29日、営業を開始する。

「山の布」展のフライヤー

 海辺に建つ4階建てのビルをリノベーションした同店。4階は1日2組限定の宿泊フロア、2階はギャラリー、1階は朝食をメインとした飲食店となり、ゲスト以外も利用できる。

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 「勝手口から始まる旅」というコンセプトの下、ゲストはキッチンを利用して調達した食材を調理することも可能。朝食は、氷見の地魚の干物や地場野菜をメインにした和定食などを用意する。また近辺の商店や漁港を紹介する買い物ツアー、農家・漁業の現場で直接話を聞くといった企画も予定している。

 今後は国内外のシェフが短期滞在し、旬の食材を探求し、料理するレストラン「chef in residence(シェフインレジデンス)」を隔月で開催。ギャラリーでは、料理や日常をテーマにしたオリジナル企画や、国内外の作家やプロジェクトと連携した企画展示も実施していくという。

 オーナーの笹倉慎也さんは「このビルは砂浜まで徒歩1分。それぞれの客室からは富山湾を眺めることができる。ルーフトップテラスからは360度視界が広がり、晴れた日はテラスでの食事も可能。家庭の、まちの中の日々の営みを『料理』を通して知り楽しんでもらえたら」と話す。「旅先のホテルや旅館でプロの作った食事を楽しむのもいいけれど、その土地の旬の食材を手に入れ、自分たちで料理をすることで、この街の豊かさを味わえるのもいい。ここでの滞在で、それを共有できたらうれしい」とも。

 ビルの完成を記念して29日より2階ギャラリーでは鈴木優香さんによるプロジェクト「MOUNTAIN COLLECTOR」の「山の布」展が開催される。鈴木さんは自ら山に登り、山で出合った美しい色や形から仕立てたハンカチなどを制作する都内在住のアーティスト。今回はハンカチのほかにリネンのクロスといったテキスタイル作品を展示、販売する。8月26日まで。

 営業時間は、1階朝食利用=7時30分~10時、1階喫茶、2階ギャラリー=14時~18時(8月は12時~)。木曜定休(宿泊は水曜定休)。