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富山市で初の「牛かつ」専門店 独自の調理法で牛肉の新しい魅力提供

石盤で焼き付けて食べる牛かつ

石盤で焼き付けて食べる牛かつ

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 富山市では初となる牛かつ専門店「牛かつRIKI(リキ)」(富山市有沢、TEL 076-491-2619)が6月20日にオープンした。

牛かつ定食

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 隣接店「とんかつ勝亭」を営む力示潤さんが店主を務める同店。「焼き肉でもステーキでもない、おいしい牛肉の在り方を追求したときに出合ったのが牛かつだった」と振り返る。

 スライスした牛肉をパン粉で包み油で揚げた「牛かつ」は、もともとビーフカツレツという名称の洋食メニューの一つ。牛肉の文化圏である近畿圏の大衆食堂などでは、なじみのメニューだったという。昨今では「牛かつ」という名称をうたったことで、東京を中心に急速に認知されてきた。現在は東京の老舗牛かつ店の料理法をベースに「レア」「和風」のスタイルで提供されていることから、ビフカツとは似て非なるものでもあるという。

 研究を重ねて考案した同店の牛かつは、衣、油、温度、揚げ時間にこだわり、ミディアムレアの状態で提供。熱した石盤の上で好みの状態まで焼き付けて食べるというスタイルを持つ。牛かつのつけだれには、特製わさびソースと特製しょうゆだれを用意するほか、ヒマラヤ岩塩などの調味料もそろえる。

 「ちょうどいい揚げ方で、ちょうどいい状態を見極めた牛かつは、石盤で焼く楽しさも味わってほしい」と力示さん。

 「牛かつ定食」(1,300円)をメインメニューに、定食を注文した人はご飯お代わり1杯無料で、「追加牛かつ」(800円)も用意する。

 力示さんは「富山にはない新しいことに挑戦したかった。うちの牛かつはとにかくうまさだけをとことん追求している。やわらかくてジューシーな、これまで味わったことのない牛肉本来のおいしさをぜひ堪能してみてほしい」と話す。

営業時間は11時~15時、17時~21時。月曜、第1火曜定休。

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