富山市田中町に3月22日「PainAllier(パンアリエ)」(富山市田中町3、TEL 076-464-6648)がオープンした。
富山と大阪で約10年修業し独立した店主の森和宏さんが営む同店では、国産小麦をメインに使用したパンを約20種類そろえる。食パンは100%県産小麦で対応。森さんは、野菜ソムリエの資格を持ち、野菜は以前からつながりのある農家のものを使う。野菜のパンは季節ごとに変化し、今後は徐々に新メニューも増やしていく予定という。
白を貴重とした落ち着きのある店内では、パンを対面式で販売。店のロゴは小麦が円のような形を描き、店のテーマである「調和する」「結ぶ」というイメージを表した。
森さんは「大阪で勤務していたパン店では野菜を使ったパンが多く、野菜とパンのおいしい組み合わせに感銘を受けた。総菜パンというイメージでなく、タルティーヌなどの形で提供できれば。添加物を使わず、子どもやお年寄りにも安心安全な素材で作っていきたい」と話す。
「野菜や小麦自体のおいしさを知ってもらえるようなパンを作っていきたい。純粋なパンの味も味わってほしい。食感、風味、かめばかむほど甘くなるパンもあるので、シンプルながら奥の深いパンを味わっていただければ」とも。
営業時間は10時~18時(売り切れ次第終了)。日曜・月曜定休。