「朝日コミュニティーホール アゼリア」(朝日町平柳、TEL 0765-83-2000)で3月24日、音楽ドキュメンタリー映画「まるでいつもの夜みたいに~高田渡 東京ラストライブ~」上映会が開催される。
フォークシンガーの高田渡さんは2005年4月、北海道ライブツアー中に倒れ56歳で亡くなった。同映画は2005年3月27日、東京・高円寺の居酒屋で約30人の前で行われた東京最後のライブを中心に、息子の高田漣さんやフォークシンガーの中川五郎さんなどが生前の思い出を語るドキュメンタリー。13回忌となる今年、親族の了解を得て全国で上映ツアーが行われることになった。
映画では、渡さんの代表曲「しらみの旅」「コーヒーブルース」「ごあいさつ」など14曲を収録。ギター1本を背負いどこへでもヒョイと出掛けてライブをする、高田渡さんの「いつもの夜」を描く。
当日は上映前に前説とミニライブを行うほか、同ホールロビーに居酒屋ブースを用意する。
同施設スタッフの上原祐一さんは「生前、大酒飲みだった高田渡さんを思い、居酒屋ブースでアルコールの提供を行う。昼間だが、ほろ酔い気分で気持ち良く見てほしい」と話す。「見たら引き込まれるような作品。高田さんのファンはもちろん、知らない方でも気軽に見に来て彼の存在を知ってほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~。チケットは1,000円。