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富山の土人形を題材にした書籍刊行 出版記念ワークショップやトークショーも

於保多神社でかつて行われていた行事「うそ替え」で実際に使用されていた鷽(うそ)の土人形

於保多神社でかつて行われていた行事「うそ替え」で実際に使用されていた鷽(うそ)の土人形

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 富山のデザイン事務所「STRIDE」が1月4日、「富山の土人形」を題材にした書籍「うしとうそ とやまの土人形」を刊行した。

富山で最後の土人形職人といわれる、渡辺信秀さん作の「いぬ」

 富山在住のデザイナー・宮田裕美詠さんが中心となり、富山民藝協会会員の広瀬徹也さん、カメラマンの小野田陽一さんと共同で手掛けた同書。「富山ならではの土人形や、現代の暮らしにも合うテイストの土人形」を選び、小野田さんの視点で撮影した写真と、聞き取り取材と古い文献を基に、富山の土人形の魅力をつづる。価格は2,300円。

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 宮田さんは「他県の民藝館で民芸をサポートする人々の姿勢に感銘を受け、富山の民芸に関わることがしてみたいと思っていた。富山市民俗民芸村で土人形を購入したこともきっかけとなり、編集に至った」と話す。

 同書は「D&DEPARTMENT TOYAMA GALLERY」で1月4日~2月25日に行う企画展「うしとうそ-とやまの土人形」に合わせて編集を行ったという。宮田さんは企画展のキュレーションを担当する。企画展終了次第順次、「土雛(びな)窯」「林ショップ」「STRIDE」でも書籍を販売する予定という。

 関連企画として1月20日19時から、書籍に携わった人をゲストに招いた出版記念トークイベント「うしとうそのうら」を開く。当日は参加者に「うそ」の土人形を進呈する。1月27日、2月17日の2日間は「D&DEPARTMENT TOYAMA」で「土人形の絵付けワークショップ」を開く。

 宮田さんは「写真、文だけでなく、本の装丁までこだわった。 富山にある素朴でかわいくて美しい手仕事の存在を紹介した本。ぜひ会場にお越しいただき関連企画と合わせて楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時。参加費は、出版記念トークイベント=1,000円(定員50人、要予約)、ワークショップ=5,000円 (定員8人、要予約)。申し込みはD&DEPARTMENT TOYAMA(TEL 076-471-7791)まで。