魚津市駅前にある環地中海料理のレストラン「BOQUERIA(ボケリア)」(魚津市駅前新町、TEL 080-2130-5118)が11月10日、店内にワインショップを新設しリニューアルオープンした。
魚津市出身の松本光慈(こうじ)さんがオーナーシェフを務める同店。スペイン、イタリア、ギリシャ、イスラエル、モロッコなど、地中海に面する国々の料理を提供するレストランとして2010年に開業した。気軽に各国の味とアルコールが楽しめるカジュアルなスタイルが地元民から人気を集めている。
近年、環地中海のワインにも力を入れてきた同店は、今回のリニューアルで店内にワインショップを新設。利用者はレストランで提供されるワインを購入することができるようになった。県内の飲食店向けには、店頭販売していないワインから、それぞれの店に合ったものをアドバイスし卸売りをする。
松本さんは「料理はもちろん、それに付随してワインの楽しみ方も提案していきたい。今後ますます広がるだろうグローバル化、いろいろな食文化を感じ体験できるきっかけになれば」と話す。
ワインショップのみの利用も可能で、販売するワインの価格帯は主に2,000~4,000円。松本さんがDIYで作ったという棚に、厳選した約30種類のワインが並ぶ。ボトルの前に添えられたPOPには、渋みや甘みなどの味わいのほか、フルーツ、花、スパイスなどに例えた香りの特徴、一緒に食べたい料理、飲みたいシチュエーションが表示され、ワインに詳しくない利用者でも簡単に好みのワインを探せるよう配慮した。
気になったワインはワイングラスで試飲(1種300円、4種セット1,000円)が可能で、味を確かめて納得した上でワインを購入できる。
定期的に試飲会を開き、利用者の交流の場とする。次回は1月14日、参加無料(要予約)。
営業時間は15時~22時(金曜・土曜・祝前日は深夜まで)。月曜・火曜は予約のみの営業。