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富山市民芸術創造センターでアートイベント

昨年のステージ発表の様子

昨年のステージ発表の様子

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 富山市民芸術創造センター(富山市呉羽町)で11月11日・12日、アートイベント「トヤマ・パフォーミングングアーツ・フェスティバル2017」が開催される。

ハンドメード作家・鈴木友香理さんの「着物アート」

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 前身イベントの「とやま芸術パーク祭」から数えて今年で20回目となる同イベント。日ごろから同施設で音楽や演劇の練習を重ねている団体が年に一度、ステージ発表する。約60団体が、合唱、吹奏楽、ゴスペル、ジャズ、ポップス、ロック、演劇、フラダンス、タップダンスなどのステージ発表や、ハンドメード作家による手作りアートバザールなどを展開する。

 11日16時からは「桐朋オーケストラ・アカデミー」と「呉音」のコラボ演奏会を開く。ワインを味わいながらバイオリンやフルートの生演奏を楽しむことができる。

 12日12時30分から開始予定の「GEISOU フラッシュモブ!!」は、一般客の参加型パフォーマンス。事前の打ち合わせは行わないため、参加する人数・楽器・どんなジャンルのパフォーマーが集まるかは当日まで分からない実験的なイベントで、指揮者の川崎嘉昭 さんがプロデュースを担当する。

 手作りアートバザール特別イベントの「トヤマガラスとヘナアートの世界」では、「ヘナアート」を富山ガラス工房(富山市呉羽町)の作品に施す。メヘンディ・アーティストの「Aki Nishio(アキ ニシオ)」さんが、アイデアに富む技巧や緻密なデザインのヘナアート・テクニックを披露する。

 同施設の宇瀬(うせ)崇さんは、「年に一度のフェスティバルを盛り上げるべく、3つの特別企画を準備した。芸術に親しむ方々が集う場にふさわしい、創造性にあふれる企画になったと思う。移動販売車や飲食ブースが集まる『美味(おい)しいバザール』は、県内の人気グルメが楽しめるので芸術の秋だけでなく食欲の秋も満喫できる二日間。ぜひ多くの方に楽しんでほしい」と話す。

 今回が初出展となるハンドメード作家の鈴木友香理さん(富山市呉羽町)は「幼い頃から慣れ親しんだ同施設で作品展示ができて非常に感慨深い。展示する作品は、古い着物を活用した着物アクセサリーや着物インテリア。イベントに訪れる多くの方々に作品を見てもらえることは、タンスの肥やしになっていた着物を再び輝かせることになる。着物の魅力を再発見していただけることにもつながる」と意気込む。

 同イベントは両日とも10時から開催。11日(土)は18時15分に、12日(日)は17時45分にステージ発表が終了となる。入場無料。

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