富山市の千石町通り商店街や文化施設「富山市民プラザ」(富山市大手町6)で9月24日、イベント「プラザせんごくビアライブ」が開催される。
全国のクラフトビール販売をはじめ、地元で活動するバンドのライブ、ダンスステージなどで構成する同イベント。商店街での一般車両の通行を禁止し、コミュニティーバスと歩行者だけが通行できる「トランジットバス」の有用性を探るための社会実験も兼ね、富山市が推し進める街なかのにぎわい創出策の一環として行われる。
主催する同商店街振興組合副理事の清水智紀さんは「これまでのまちづくりの経験を踏まえ、お酒を楽しみながら街の未来について語り合う、フランクな交流の機会を設けたかった」と話す。
大阪府の箕面ビールや地元富山の城端麦酒(ビール)など県内外9つのブルワリーが参加。同商店街にある6つの飲食店舗とコミュニティースペース「ユウタウン総曲輪ウエストプラザ」内のブースでクラフトビールの販売を行う。13時からは「富山市民プラザ」で地元演奏家によるアコースティックライブ、16時からは同商店街で、よさこい踊りの演舞披露や一般も参加できるダンスイベントを予定する。
清水さんは「クラフトビールといえば若者のみの嗜好(しこう)品だという固定概念を壊し、老若男女関係のない、お酒を楽しめるイベントとして定着させたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。