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富山のインテリアショップで米木工作家の展示会 芸術性と実用性備えた作品

「サークルファクトリー」スタジオの一角に置かれたウッドボウル

「サークルファクトリー」スタジオの一角に置かれたウッドボウル

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 富山市のインテリアショップ「CARGO」(富山市山室、TEL 076-422-5755)で9月29日より、アメリカの木工作家「George Peterson Circle Factory(ジョージ・ピーターソン サークルファクトリー)」の展示が行われる。

ジョージ・ピーターソンさんの作品に使われる原木のストック

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 木工作家のピーターソンさんは、米・ノースカロライナ州のブルーバードを拠点に、1992年より独学で木工作品の制作を開始。自身の工房である「サークルファクトリー」を主宰し、ウッドボウルやスカルプチャーなど、さまざまな作品を作り出している。芸術性と実用性を兼ね備えた作品は、米クラフト専門誌や多くのメディアで紹介され、その一部はボストン近代博物館にも所蔵されている。

 会場となる同店の野村晃二朗さんは「作品以上に飾り気のない人柄に引かれた。現地で彼の自宅に滞在し生活を共にしたことで、作品が彼自身から狙わずして生まれてくるフォルムであることを感じた」と話す。

 同店での展示は3回目。展示される作品はウッドボウル、スツール、スクラップになったスケートボードをベースにしたウオールオブジェやスカルプチャーなど100点以上。今回は新たに日本の住宅に合うサイズの彫刻作品や新しいフォルムのスツールも登場する。

 野村さんは「アメリカでも人気が高まり、制作のため今回作家が来日することはかなわないが、彼の人柄やライフスタイル、ノースカロライナの国立公園をはじめとする自然豊かな制作環境から導かれる作品の魅力を感じていただけたら」と話す。

 開催時間は12時~20時。水曜定休。10月1日まで。

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