「富山県[立山博物館]まんだら遊苑」(立山町芦峅寺古屋敷15、TEL 076-481-1216)で9月9日・10日、「まんだらナイトウォーク 光と香りのページェント」が行われる。
同施設の夜間開苑として、11年前より毎年行われている同イベント。無数のキャンドルと照明機器で敷地内をライトアップし、アロマの香りとともに施設を楽しむことができる。
立山博物館は、展示館、遙望館、まんだら遊苑から成る広域分散型の博物館施設。まんだら遊苑は、立山信仰の原風景を五感で体感できる施設で、立山曼荼羅にいう地獄の世界を表現した「地界」、立山登拝路を表現した「陽の道」、立山浄土を表現した「天界」、布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)の籠りなどの儀式を表現した「闇の道」の4つで構成。造形、音、光、香りなどにより、体感的に各テーマの想像を盛り上げる。
施設管理課・副主幹の岩崎証意さんは「普段入ることのできない夜の『まんだら遊苑』に、無数のキャンドルや照明、アロマを配置した。幻想的な空間を体験していただきたい」と話す。
開催時間は18時30分~20時。料金は、大人=400円、大学生=320円、高校生以下、70歳以上は無料。