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高岡のインド料理店が移転 定番カレーや南インドのメニュー提供

南インドのクレープやドーナツが入った「インディアンセット」

南インドのクレープやドーナツが入った「インディアンセット」

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 高岡市のインド料理店「クシ」(高岡市東上関7、TEL 0766-53-5087)が8月20日、移転オープンした。

常連客からは「アジャさん」の愛称で親しまれるオーナーシェフのシェーク・アジャドさん

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 インド東部のベンガル地方、ラニサイ出身のシェーク・アジャドさんがオーナーシェフを務める同店。インド南部で修行した後、マレーシアで5年間勤務し、10年前に来日した。富山県内のインド料理店での勤務を経て、2014年2月に独立し、六家に同店をオープン。店名の「クシ」はヒンディー語で幸せを意味する。

 アジャドさんは「お客さんから場所が分かりづらい、店内が狭い、駐車場が狭くて入りづらいなどの声を受けていた。3カ月前から高岡市内で移転先を探していた」と話す。

新店舗の席数は、カウンター6席、テーブル40席の計46席で、以前の店舗の約2倍。駐車スペースは3倍に広がり、カフェ風の内装に一新した。

 メニューは、バターチキン、キーマカレーなどのポピュラーなカレーから、南インド料理のミーンコロンボ(魚のカレー)、ケララ風エビカレーなど、幅広く提供。セットメニューは、選択できるカレーに、サンバル(野菜と豆のカレー)、ラッサム(南インドのスープ)、サラダ、ヨーグルト、ライス、ドリンクが付いた「南インドミールス」(1,300円)、2種類のカレー、ドーサ(米粉と豆のクレープ)、ウプマ(南インドのご飯)、ワダ(豆の上げドーナツ)、サラダ、ドリンクが付いた「インディアンセット」(1,650円)などを用意する。

 週末限定メニューとして、インドの風習に倣った「ハイデラバードマトンビリヤニ」、地元野菜を使った「高岡産野菜カレーセット」、季節の魚を使った「サンマカレー」などの週替わりのスペシャルセットを提供していた同店。新店舗でも9月中旬以降に再開する予定。

 アジャドさんは「分かりやすい場所で駐車場は止めやすくなったと思う。新店舗でも、食べたら幸せになるような料理を提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時~15時。ディナー=17時~21時30分。月曜定休。

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