富山の中心市街にある「フタワ製靴店」(富山市中央通り1)で5月28日、ワークショップ「モカシンサンダル手づくり体験」が開催される。
2009年から、富山市大沢野で靴の手作り教室を開いている「ジケの靴工房」(TEL 076-421-1192)店主の水上友寛さんは、2013年に「靴工房tera」の吉田さんとシェア店舗兼作業場となる同店を開店。靴の手作り教室をメインに、モカシンのパターン・オーダーや自由に手作りを楽しむ「ハンドメードワークショップ」を開催している。
同店で毎月最終日曜に開催している「ハンドメードワークショップ」は、生活の中に「楽しみ」として手作りを取り入れている靴教室に通う人たちに影響されて始めたという。これまでに製作したのは、革のスツール、蜜蝋(みつろう)クリーム、端材で作る箸、革の手帳カバー、ルームシューズなど。
今回ワークショップで製作する「モカシンサンダル」は、原初的な靴の製法であるモカシン構造のサンダルで、足を包み込むように仕立てた一枚革が特徴。自分のサイズに合わせ(事前にサイズ・色・ステッチなどの相談が必要)、本格的な靴が1日で仕上げられるよう工夫した。料金は作業代・材料費込で2万4,840円。
水上さんは「自分の履く靴を自分で作るワークショップは、特別な技術は必要ない。楽しそうと感じた人ならどなたでも参加いただければ」と話す。
当日は、「モカシンサンダル」のほか、ベビー用のモカシン「ファーストモック」(5,000円)なども製作できる。「参加者それぞれが、手作りの楽しみを共有し交流できる場になれば」と水上さん。
開催時間は10時30分~16時。事前予約制。5月分の申し込み締め切りは5月21日まで。