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富山でブックイベント「BOOKDAYとやま」 古本、新刊、レコードそろう

前回開催時の会場の様子

前回開催時の会場の様子

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 富山の中心市街にある野外広場「グランドプラザ」(富山市総曲輪3)で6月3日、大規模なブックイベント「BOOKDAYとやま」が開催される。

富山出身の漫画家・堀道広さんが手掛けたポスター

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 2年ぶり、5回目を迎える今回は「古本とレコード」をテーマに掲げ、県内外から古本店、新刊書店、出版社、レコードショップら計35店がそろう。

 古本ブースでは21店が集結。地元・富山から、北欧・バルト三国などの手芸書・アート本が充実する「古書玉椿」、同イベントの発起人「古本ブックエンド」、小杉の文化施設「LETTER」内に実店舗を構える「ひらすま書房」、子ども向けの本を取り扱う「デフォー」、絵本を中心とした「豆古書店」、今回が初参加となる黒部の「よこわけ文庫」らが出店。「藤井書店」「フレンド書店」といった老舗古書店もそろう。県外からは金沢のブックカフェ「あうん堂」や「オヨヨ書林」といった石川勢が7店、京都から「古書ダンデライオン」、三重から「古本屋ぽらん」が出店する。

 新刊書店ブースでは、「紀伊国屋書店」「新本のプー横丁」の地元勢をはじめ、出版、流通、書店を担う東京の「H.A.Bookstore」、ブックカフェから印刷までを手掛ける金沢の「石引パブリック」の4店がそろう。

 出版社のブースでは、人気リトルプレス「マーマーマガジン」を発行する岐阜の「エム・エムブックス みの」、ノンフィクション作家・井田真木子の著作撰集(せんしゅう)などで知られる「里山社」、美しい言葉を綴った詩集を発行する「ヒロイヨミ社」らが参加。地元からはライフ・スタイル誌「ITONA(イトナ)」、富山の日常を掘り下げるガイドブック「SPINNIE(スピニー)」、アーティスト・よしもとかよさんが考案したトーストの写真を収めた「トースト標本」、珍スポットライター・ピストン藤井さんの郷土本「文芸逡巡(しゅんじゅん) 別冊 郷土愛バカ一代!」などのリトルプレスがそろう。

 レコードブースでは、「ディスク・ビート」「レコード・マーケット」の地元勢、石川の「レコ―ド・ジャングル」、福井の「フラミンゴ・レコード」が出店。富山の音楽レーベル「TOKEI RECORDS」によるDJタイムを設ける。

 ダンボール1箱分の古本を持ち寄るフリーマーケット形式の「一箱古本市」も同時開催され、現在出店者を募集している。出店料は1,000円、5月26日締め切り。

 会場では、富山出身の漫画家・堀道広さんがプラ板に似顔絵を描く「チンプラ屋」、1970~80年代の古雑誌をコラージュしてレコードジャケットを作るワークショップ「EPレコード型・コラージュzineを作ろう」も行われるほか、「キッチン花水木」「ワインバー アルプ」「とやまカレー共和国」などの飲食ブースも充実する。

 開催時間は10時~19時(一箱古本市は16時まで)。入場無料。ワークショップ、チンプラ屋の予約、一箱古本市の応募は公式サイトまで。

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