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富山の直売所で試食販売会 ドーサを使ったカレーなど

カレースパイスで炒めた野菜をふんだんに入れた「ドーサのカレー」(350円)

カレースパイスで炒めた野菜をふんだんに入れた「ドーサのカレー」(350円)

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 直売所「そよかぜ農産物直売所 藤の木店」(富山市開、TEL 076-482-6811)で5月4日、スパイス料理研究家の石崎和生さんが手掛ける「アジャンタスパイス とやまエゴマカレースパイス」と「富山の米粉」を使った「ドーサのカレー」と「アジャンタチキンカレー」の試食販売会が行われる。

富山の米粉を手に持った石崎さん(左)とアジャンタスパイスを持つ宮田さん

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 地域の農家が作る野菜や加工品、卵や肉、魚、花などを取り扱う同店。富山のエゴマを使って作られたカレースパイス「アジャンタスパイス」は甘口と中辛の2種類を販売している。

 石崎さんは2013年まで県内でカレー店を営み、その後スパイス料理研究家として企業や飲食店などの商品開発やコーディネーターなどの分野で活動を行ってきた。「とやまエゴマカレースパイス」「富山の米粉」のほかに「チャイスパイス」などの販売も行っている。

 同試食販売イベントは今回が3回目。毎回客からの評判が良いといい、今回は同店のイベントが続くゴールデンウイークに合わせて開く。提供する「ドーサのカレー」は、南インド地方で食べられているクレープ状の薄い米粉パン「ドーサ」を県産の米粉で作る。フライパンで野菜やベーコンなどをカレースパイスで炒め合わせたものを、丸く焼いたドーサに挟み提供する。「アジャンタチキンカレー」は、以前石崎さんが店舗で提供していた人気メニュー。懐かしい味を求めてイベントに足を運ぶ人もいるという。

 同店の店長・宮田明さんは「今回提供するドーサは、富山の米粉で作られているところが魅力。エゴマのカレースパイスなど、富山の特産をたっぷり使ったカレーは本当においしい」と話す。

 当日は店頭に特設コーナーを設置し販売する予定。雨天の場合は店内での販売となる。石崎さんは「米粉を使うグルテンフリーのカレーは、小麦粉アレルギーを持つ人にも食べていただける。ドーサはパリッ、モチッとした食感も楽しんでもらえれば。今後も地域の食材にこだわりながら、いろんな食を提案していきたい」と意気込む。

 宮田さんは「ゴールデンウイーク中はカレー販売のほかにも抽選会(3日)やそよかぜ縁日(5日)、イタリアンレストラン『CIBO』のピザとパエリア販売(6日)なども行う予定。たくさんの人に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は9時30分~18時30分(カレー販売は10時30分~)。

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