富山市中心街の屋外イベントスペース「総曲輪(そうがわ)グランドプラザ」(富山市総曲輪3)で2月18日、イベント「ダンボール迷路」がスタートした。
同施設が「冬でも野外で遊べる機会を作りたい」と企画した同イベントは今年で4回目。ダンボールの調達、迷路の設計と配置の全てをスタッフが行っている。
今年は昨年の250マスから300マスに拡張。スタッフ4人で3日間かけて設営した。迷路の難易度は比較的高めに設定しているため、大人の客にも好評という。「日本最大級」という触れ込みが口コミやSNSなどで広がり、昨年は延べ1000人を超える来場者でにぎわった。地元企業が作ったダンボール製の滑り台も設置され、家族連れのさらなる来場を期待している。
会場を見学していた市内在住の70代女性は「買い物に来たデパートから迷路が見え、ダンボールがたくさん並んだ様は圧巻。スタッフが設計と配置したと聞き驚いている」と話す。買い物で通り掛かった市内在住の30代女性は「昨年はタイミングが合わず行けなかったので、今年も開催されたことをうれしく思う。迷わず脱出したい」と意気込む。
同施設チーフの山内晃一さんは「毎年マスを増やすのは大変だが、来場者が楽しんでいる様子を見るとやって良かったと思える。今年もたくさんの人に迷ってほしい」と笑顔を見せる。
開催時間は10時~17時。入場無料。3月5日まで(ダンボールが壊れたら期間内でも終了)。平日限定で、保育園や幼稚園などの団体予約も受け付ける。問い合わせはグランドプラザ事務所(TEL 076-403-4400)まで。