富山市総曲輪のカルチャースペース「スケッチ」(富山市総曲輪2)で2月18日、瀬戸内のかんきつ農家「Banjoh-ya」(バンジョウヤ)によるかんきつ販売会と「スケッチモーニング」が開催される。
「Banjoh-ya」は広島県の因島(いんのしま)で9代にわたってかんきつ作りを営む農家。瀬戸内海の穏やかな気候と潮風でさまざまな種類のかんきつを育てている。昨年12月にも同所で開催されたかんきつ販売とは異なる、さらに多品種のミカンが並ぶという。今回販売するのは、ハッサク、紅ハッサク、デコポン、ハルカ、ミカン、ネーブルなどの10種類。販売価格は1キロ300~600円。
「Banjoh-ya」の村上さんは「かんきつの本格的な旬に入り、甘いものは甘く、みずみずしさも増してきている。ハッサクは因島発祥のかんきつ。独特の粒々感、甘さにほろ苦さが感じられる。あまりなじみがないかもしれない紅ハッサクは、ハッサクよりも甘くジューシー。ぜひ富山の皆さんに、本場のハッサクを味わっていただきたい」と話す。
「スケッチモーニング」は昨年10月より始まった企画で、毎月第1日曜に「Rrose S elavy Press」の荒井江里さんが手掛けるパンや焼き菓子の販売を行っている。今回は「Banjoh-ya」のかんきつ類を使ったパンやドリンクなども販売される予定。
同スペースを運営する林さんは「富山でご縁ができ、昨年実家に戻られた村上さんが作るかんきつをスケッチで販売することができとてもうれしい。瀬戸内の島で大切に育てられたかんきつをたくさんの方々に楽しんでいただきたい。スケッチモーニングと一緒に開催することで荒井さんがかんきつ類を使ってどんなおいしいものを作ってくれるのかとても楽しみ」と話す。
同スペースで開催後、巡回販売も行う。19日=「Letter」(12時~18時)、21日=「スケッチ」(12時~18時)、22日=「HERE WE ARE 45cafe」(13時~16時)、25日=「スケッチ」(11時~17時)、26日=「やわい屋」(11時~17時)。
開催時間は11時~17時(売り切れ次第終了)。