富山市上本町のバー「音楽酒家 村門」(富山市上本町6)で2月17日、台湾出身のアーティスト洪申豪(ホン・シェンハオ)さんがライブを行う。
ホンさんは、台湾のロックバンド「透明雑誌(トウミンマガジン)」のギター・ボーカル。同バンドは2006年に台北で結成され、アメリカやイギリスのオルタナティブロックと日本のバンド「NUMBER GIRL(ナンバーガール」の影響を受けた楽曲が話題を呼んだ。2012年には日本でメジャー・デビューミニアルバム「透明雑誌FOREVER」を発売するなど、台湾インディーズの周知に貢献。音楽レーベルの主催やイラストレーターとして個展を開催するなど、活動は多岐にわたる。
ホンさんはこれまでに3枚のソロアルバムを発表。バンドとは異なるアコースティックサウンドを基調としたポップスは国内外の評価が高い。今回の公演は、アルバム「Cancer」に新曲を2曲追加した日本盤を2月15日に発売する記念ライブとなる。
共演はギタリストRyo Hamamotoさんのほか、富山在住のフォーク・シンガー尾島隆英さん、音楽フェスティバル「ボロフェスタ」も主催するシンガーソングライターゆーきゃんさん。
主催でもあるゆーきゃんさんは「ホンさんと出身国は違うが『歌が好き』という共通点があり、その思いで富山公演が実現した。彼のありのままを知ることができる至近距離のライブは必見。息を潜めわくわくしながら遊びに来てほしい」と話す。
ホンさんのファンだという女性は「ホンさんはアメリカやイギリス以外の国にも素晴らしいロックミュージシャンがいると教えてくれた。またとない富山公演は見逃せない」とライブを心待ちにしている。
18時30分開場。チケット料金は前売り=2,500円、当日=3,000円。