富山きときと空港(富山市秋ケ島)で9月25日、「空の日」の記念イベントが開催される。平成4年に民間航空再開40周年を記念して9月20日を「空の日」に、9月20日~30日を「空の旬間」に定め、全国の空港で「空の日」にちなんだイベントが催されている。
「税関 麻薬探知犬デモンストレーション」では実際の麻薬犬の能力を体験することができる
イベント会場となる同空港は全国で唯一となる「河川敷にある」空港。展望デッキからの眺めを楽しみに、週末には多くの家族連れや写真愛好家などが訪れる。
空港ならではの体験型企画を予定する同イベント。「お仕事体験(搭乗案内・飛行機誘導)」「子供制服を着て写真を撮ろう」「フライトシミュレーターで君もANAパイロットだ!」「遊覧飛行ヘリに乗ってみよう」「税関 麻薬探知犬デモンストレーション」など空港にまつわる企画を行う。昨年盛況だった「飛行機誘導(マーシャリング)」では、普段は入ることができないエプロン(駐機場)に立ち、飛行機の誘導を体験できるという、飛行機ファンなら垂ぜんものの企画。体験できるのは小学生のみだが、保護者の同伴が必要なため、大人も付き添いで疑似体験することが可能だ。
富山空港管理事務所の小池和也主事は「飛行機に興味のある人もない人も、気軽に触れ合える機会を提供できればとの思いで毎年開催している。好きな人にはより深く知ってもらえる企画を多数用意しているので、どなたでも楽しめると思う」と話す。
開催時間は9時30分~15時(一部イベントについては17時まで)。「遊覧飛行ヘリに乗ってみよう」以外は全て無料。