「フォルツァ総曲輪」(富山市総曲輪3、TEL 076-493-8815)で9月4日、高岡市在住のブルースシンガー「W.C.カラス」さんが単独ホールライブを行う。
カラスさんのセカンドアルバム「うどん屋で泣いた」イメージビジュアル
木こりをなりわいにしながらブルースシンガーとしても活躍するW.C.カラスさんは、50歳を目前にした2013年にアルバム「W.C.カラス」でPヴァイン・レコードからデビューした。昨年8月にはサクソホン奏者の梅津和時さんを迎え、セカンドアルバム「うどん屋で泣いた」を発表。ブルースの垣根を超えたソウルフルなメンフィス・サウンドで定評がある。
昨年12月にはミニアルバム「信じるものなどありゃしない」で、富山出身の女優・室井滋さんとコラボし話題を呼んだ。ライブ活動も精力的に行っており、北海道から石垣島まで全国各地を飛び回っている。
同イベントは「ライブホールでカラスさんの生歌を聞きたい」と地元のファン有志が企画。富山では初となる単独ホールライブを行う。
当日は、カラスさんのデビュー作品でプロデュースを務めたブルースバンド「モアリズム」のナカムラさんとアントニオ佐々木さん、「WILD CHILLUN」「夜のストレンジャーズ」の宮坂哲生さんをゲストに招き、貴重なバンドスタイルでの演奏も行うという。
会場では、音楽関連書籍をそろえた古書店「古本ブックエンド」の出張販売、カラスさんの曲「うどん屋で泣いた」をモチーフにした「素うどん」の販売、人気カフェ「HERE WE ARE!45CAFE」の出店も予定している。
実行委員会の藤井さんは「まだカラスさんの歌を聞いたことのない、富山の人に向けて企画した。何十年も歌い続けている素晴らしいミュージシャンが私たちの地元にいるということを知ってもらいたい。普段はライブに行く機会がないという人にも気軽に来てもらえるよう、休日の16時開演という早めの時間設定にした。ユーモラスでポップなカラスさん独自のブルースサウンドを楽しんでいただければ」と話す。
16時開演。チケットは3000円(ドリンク代別途500円)。