富山市総曲輪の居酒屋「虎楽」（富山市西町）で6月12日、フリーマーケットが開催される。

店内にはビンテージの古着や雑貨がそろう

　今回で6回目を迎える恒例イベント。店主の竹村さんが、プライベートで護国神社の蚤（のみ）の市に参加していたスタッフに、営業時間外の店のスペースを貸したことをきっかけに開かれるようになった。

　竹村さんは「自分自身も着ない服がたくさんあったので、フリマを開くのは好都合だった。出店者やお客さんが互いに仲間を紹介し合い、どんどん広がりができて人が集まってくるようになった」と話す。気軽に立ち寄れる「街なかフリマ」として知られるようになったという。

　今回は4人が出店。古き良き時代のアメリカンカルチャーを好むダイスケさんは、ビンテージ自転車、インディアンジュエリー、古着、レザークラフトなどを出品する。ドラゴンさんはバイク関連のグッズを、adiさんは90年代のスポーツブランドの古着やスニーカーを中心に出品する。萩原さんはナイーブなビンテージ古着からお気に入りの一着まで、さまざまな洋服のリフォーム・修理を受け付ける。

　竹村さん自身も参加し、ブランド「クリームソーダ」のビンテージや50年代の古着・雑貨などを出品するほか、カレー、フランクフルト、フライドポテト、アルコールを販売。「FLAT COFFEE（フラットコーヒー）」（中新川郡立山町）は焙煎（ばいせん）コーヒーの実演販売を行う。

　開催時間は11時～17時。