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日本橋とやま館がオープン2日間で7400人の来客 「銘酒飲み比べセット」が人気

効き酒セットは1種類30ミリリットルで3種類が選べる。富山ならではのおつまみも一緒に注文できる

効き酒セットは1種類30ミリリットルで3種類が選べる。富山ならではのおつまみも一緒に注文できる

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 6月4日にオープンした富山の観光アンテナショップ「日本橋とやま館」(中央区日本橋室町1)が盛況だ。週末の2日間での集客数は約7400人となり、首都圏の潜在観光客層への新たなアピールの拠点として、順調な滑り出しを見せている。

富山県内の17酒蔵からよりすぐりの地酒が並ぶ。月ごとに飲める地酒が変わる予定

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 同館には、食・工芸の名産品のショップフロア、地酒が楽しめるカウンターバー「トヤマバー」、県産の食材をふんだんに楽しめる和食料理店「富山 はま作」の各店舗のほか観光交流サロンがある。特に盛況だったのが「トヤマバー」で、立山杉のカウンターには富山の地酒を求める人たちで賑(にぎ)わっていた。人気メニューは、富山の17蔵を利き酒できる「銘酒飲み比べセット」(700円)。

 店内に飾られた棚から、気になるお酒3種のカード選んでカウンターに提示すると、各30ミリリットルのお酒が試飲できるというもの。新宿区在住の60代男性は「富山は魚とお酒がおいしいので、年に1度は観光に訪れている。日本橋で富山のお酒が存分に楽しめるのはうれしい。癖になりそう」と話す。大田区在住の40代男性は「試飲したお酒がお土産コーナーで買えるのもいい。おつまみとして昆布締めやかまぼこも合わせ買いしてしまった」と笑顔で話した。

 県観光地域振興局地域振興課は「富山の上質なライフスタイルをお届けすることをコンセプトに、単なる物販だけではなく富山を体感いただける飲食店やイベントスペースを設けた。バーラウンジが盛況だったことは、そのコンセプトがうまく伝わったのではないか」と手応えを感じている。

 「トヤマバー」の営業時間は11時~21時。12月31日~1月3日休業。

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