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氷見のワイナリー「SAYSFARM」で料理教室 富山県産食材生かして

大塩さんの十八番という「イカ丸ごとカレー」。富山ではホタルイカを使う予定

大塩さんの十八番という「イカ丸ごとカレー」。富山ではホタルイカを使う予定

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 氷見市にあるワイナリー「SAYSFARM」(富山県氷見市余川字北山)で4月16日・17日、料理教室「あゆみ食堂 in SAYSFARM」が開催される。

旬野菜をたっぷりのせたブルスケッタ(写真は試作)

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 昨年春に、料理家のたかはしよしこさんを招き第一回を開催した同イベント。眺めの良いワイナリーに一昨年オープンした宿泊施設のダイニングスペースを会場に行う。

 第二回の講師は、たかはしさんの下で働き、現在「あゆみ食堂」を主宰する大塩あゆ美さん。東京都内を拠点に全国各地でケータリングや出張食堂を行い、料理を食べる人や環境、コンセプトに合わせて作るオーダーメードレシピを数多く手掛けている。現在、「Asahi Shinbun Digital & W」で連載中の「あゆみ食堂のお弁当」は、毎回読者から寄せられる弁当づくりの悩みに、弁当箱選びから自ら奔走し、メニューの提案を行うという丁寧な内容と実践しやすいアイデアで幅広い支持を集めている。

 ヘルシーで満足度が高く、彩り豊かな大塩さんの料理は、家族や気の置けない友人たちを「食」によって笑顔にするヒントが詰まっている。大塩さんはイベントに向け、「今回は氷見でとれる新鮮な魚介や季節の野菜、地場産食材の加工品などを使って、日々の生活に取り入れやすく、少しひねりのあるお料理を紹介したい。参加してくださる皆さまの日々の料理が楽しくなるようなお手伝いができたら」と意気込む。

 当日予定するメニューは、今が旬のホタルイカを使ったカレーをメーンに、カレーに合わせたキヌア入りのクスクス、カリっと揚げた細切り昆布をのせたサラダ、氷見の魚問屋「つりや」の冷燻サバと赤タマネギのマリネ、季節の野菜と白身魚の米粉フリット、レモンとハーブのタルタルソース、春の緑とハタハタのオイル漬けの蒸し煮、クランブルとイチゴのティラミス仕立てなど。作り方をレクチャーしながら、ゆっくり食事を楽しむという内容。大塩さんが手掛けた新作オリジナル調味料「アユッサ」も参加者への土産として準備する。

 主催する「SAYSFARM」の飯田さんは「富山には季節ごとに県外の人に自慢したくなるような食材が豊富にそろっている。大塩さんには、そんな自慢だけど日常的な食材を、スパイシーだったり食感が楽しかったりと、食卓を囲むみんなを笑顔にする料理にして、家庭でも実践しやすく教えてもらう」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は11時~15時。参加費は8,000円(料理教室、食事代込み)。定員は各日15人。申し込みはウェブサイト「SAYSFARM」まで。

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