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富山のカフェでトラッドフォークバンドがライブ 伝統的な古典楽器で演奏

モンゴルやアイルランドの楽器を演奏する「カルマン」

モンゴルやアイルランドの楽器を演奏する「カルマン」

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 富山市呉羽の住宅街にあるカフェ「Here We Are!45Cafe(フォーティファイブカフェ)」(富山市呉羽町6、TEL 076-436-6249)で2月4日、モンゴルやアイリッシュ、日本の民謡などトラッドフォークを演奏するバンド「KARMAN(カルマン)」の音楽ライブが開かれる。

会場となる「Here We Are!45Cafe」の外観

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 同バンドのメンバーは岡林達哉さん(馬頭琴)、小松崎健さん(ハンマーダルシマー)、トシバウロンさん(バウロン)で、2014年に結成。札幌、高知、東京とメンバーそれぞれ離れた場所に暮らしながらも全国津々浦々をツアーし、今後も小豆島でのレコーディングを予定するなど精力的に活動を行っている。 

 モンゴルを代表する伝統的な弦楽器の「馬頭琴」、中世由来の楽器でピアノの先祖とも称される「ハンマーダルシマー」、木で作ったリムの太鼓を素手やビーター(スティック)を用いて演奏するアイルランドの打楽器「バウロン」といった、倍音を多く含む珍しい楽器を使い、そこに一度に2つ以上の音が聞こえる独特な歌唱法「ホーミー」を大胆に取り入れ、音響的にもユニークな音楽を創造している。

 日本では数少ないバウロン専門プレーヤーのトシバウロンさんは「2月に富山でライブをするのは初めてなので楽しみ。富山の美食を堪能しつつ、演奏に励むので、ぜひみなさんお越しください」と呼び掛ける。「聴けばモンゴルの草原が目の前に広がる馬頭琴とホーミー、澄んだ音色のハンマーダルシマー、鼓動の音にも例えられ踊り出したくなるバウロンのリズム、不思議な楽器たちの奏でる世界を体感してほしい」とメンバーも意気込む。

 会場となる同カフェは富山市の住宅街にあり、これまでにmama!milkやレイチェル・ダッドさんなど国内外アーティストのライブも行われている。当日はライブに合わせ、特別メニューを用意する予定。

 富山ライブをサポートする村井一気さんは「カルマンの作り出す音楽は、きっと体験したことがないエキゾチックなもの。富山では初めての試みなので当日がとても楽しみ」と話す。

 18時30分開場、19時開演。料金は2,500円(1ドリンク込み)。問い合わせは村井(bull180bull@yahoo.co.jp)まで。

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