DJイベント「HOUSE GROW(ハウス・グロウ)」が10月14日、富山駅前にあるクラブ「MAIRO(マイロ)」(富山市桜町)で3年ぶりに開催される。
同イベントは2002(平成14)年、同店が開店した頃に県内の若手DJが集まり、毎月企画を行うようになったのが始まり。ハウスを中心に、最先端のダンスミュージックからクラシックスと呼ばれる名曲までをDJが継ぎ目なく選曲し、観客は一晩中、踊り明かしたという。
これまで、フランソワ・Kさん、ティミー・レジスフォードさん、ダニー・クリヴィットさん、ラリー・ハードさん、セオ・パリッシュさん、トッド・テリエさん、イジャット・ボーイズら、世界のクラブシーンの第一線で活躍するDJを定期的に招聘(しょうへい)してきた。北陸のダンスミュージックシーンを代表するイベントへと成長したが、2014(平成26)年末に休止。約3年を経て、2017(平成29)年10月に復活を遂げた。
主宰のKENJEEさんは「コロナ禍の影響により3年ぶりの開催となったが、その間は『MAIRO』も難しい状況だった。昨年移転リニューアルしてまで営業を継続した『MAIRO』やスタッフの熱い思いに応えられるよう、一生懸命DJをして遊びに来る方々を楽しませたい」と意気込む。
出演DJは、SHIMAさん、TACHIBANAさん、WATARU TAKANOさん、KENJEEさんのレギュラーメンバー4人。それぞれ異なるプレーテクニックとキャラクターで「幅と奥行きのある世界観」を表現するという。
ハウス以外の音楽も愛好するKENJEEさんは「最近は、ブルーノ・マーズさん、山下達郎さん、森山良子さんらのライブに足を運び刺激を受けた。まだまだいろいろんな音楽を聴きたいし、心から音楽を楽しみ豊かな人生を過ごしていきたい。新しい『MAIRO』にはソファ席もあるので、お酒を飲みながらゆっくり遊んでもらえたら。誰もが楽しめる心地良いダンスミュージック、ハウスミュージックをフロアに届けたい」と話す。
21時開場。入場料は2,000円(ワンドリンク付き)。