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富山「ミュゼふくおかカメラ館」で川島小鳥写真展 川島さんのトーク企画も

川島さんの初期作品から近年まで網羅する展示の様子

川島さんの初期作品から近年まで網羅する展示の様子

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 写真家・川島小鳥さんの企画展「たくさんの今たち」が現在、高岡のミュージアム「ミュゼふくおかカメラ館」(高岡市福岡町)で開催されている。

川島さんの代表作「未来ちゃん」(2011)(C)川島小鳥

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 1980(昭和55)年、東京生まれの川島さんは早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、「写真家詩人」として活動する沼田元氣さんに師事。2007(平成19)年に初の写真集「BABY BABY」を発表。離島に暮らす表情豊かな少女と四季折々の風景を捉えた「未来ちゃん」(2011)で「第42回講談社出版文化賞」、3年間にわたり台湾の人々を撮り下ろした「明星」(2014)で、「第40回木村伊兵衛写真賞」を受賞する。自身の写真集のほか、谷川俊太郎さんとの共著「おやすみ神たち」(2014)や、銀杏BOYZのアルバムジャケットを飾った少女たちの写真集「ファーストアルバム」(2016)など、コラボ作品も数多く手がけている。

 今回の企画展では代表作「未来ちゃん」をはじめ、写真集「(世界)2」(2021)でタッグを組んだ俳優の仲野太賀さん、台湾出身のモデル・俳優のヤオ・アイニンさんらのポートレートなど、初期から近年の作品まで約500点を展示。5月5日には川島さんが来館し、ギャラリートークを行う予定。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館料は、一般=800円、高校・大学生=400円、中学生以下無料。5日のギャラリートークは14時~。6月11日まで。

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