バンド「TOKYO No.1 SOUL SET」のギタリストとして知られる渡辺俊美さんの写真展「461個のお弁当展」が3月21日、富山市中心市街地のイベントスペース「余白社」(富山市総曲輪)で行われる。
1966年、福島県生まれの渡辺さんは、1990年代初めに「TOKYO No.1 SOUL SET」を結成。当時は珍しかったレゲエやヒップホップのサンプリング手法を取り入れた楽曲が、クラブに集う若者を中心に人気となる。バンドと並行してソロプロジェクト「ZOOT16」を行うほか、同郷のメンバーで結成したロックバンド「猪苗代湖ズ」で紅白歌合戦に出場するなど精力的に活動している。
2011(平成23)年、当時シングルファーザーだった渡辺さんは、東日本大震災直後の4月から高校生になった長男のために弁当を作り始める。SNSに投稿した弁当写真が話題となり、2014(平成26)年にフォトエッセー「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を刊行。ベストセラーになり、2015(平成27)年にテレビドラマ化、2020年には井ノ原快彦さん主演で映画化もされた。
今回の写真展では、同書に収めきれなかった弁当写真を渡辺さん本人がセレクトして展示。福島の米「ひとめぼれ」「天のつぶ」やオリジナルグッズのほか、とろろ昆布と富山米を使ったおにぎり、山中塗のわっぱ風弁当箱などの北陸の名産・特産品も販売する。
同日、「居酒屋DINNERつばめ食堂」(富山市花園町)で渡辺さんのアコースティックライブも行う。限定30人。
展示時間は11時~17時。入場無料。ライブは19時開演。チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円(ドリンク代別途)。