魚津市山間部の片貝地区に12月1日、予約制サウナ「SAUNA CNOC(サウナクノック)」がオープンした。
「ただ整うだけのマイホームサウナ」をテーマに、一軒家のような間取りに大きなサウナ室と浴槽、水風呂、外気浴ができるウッドデッキを備える。男性専用の予約制で、貸し切りも可能。定期的にレディースデーを設ける。
同施設を運営する「CNOC」(魚津市)代表の高橋龍一さんは「当初は古民家を改装する計画で、物件探しに難航した。思い通りの物件が見つからなかったことから、自分たちで一から造ろうと建設に着手した」と振り返る。
建設中の今年7月から9月にかけては、クラウドファンディングで備品購入資金を募り、100人以上から支援を集め目標額の100万円を達成した。
完成した施設は、サウナ、水風呂、休憩スペースの導線を近くし、ストレスなく入浴できるように設計。フィンランドの入浴法を取り入れたサウナは、高温の105度に設定しながらも空気の循環が良く、好きなタイミングでアロマ水のセルフロウリュウで湿度を上げ発汗を促す。壁材には「ミネラルを多く含み遠赤外線効果がある」という韓国産黄土を採用した。
水深80センチの水風呂にはかけ流しの井戸水を使い、13~14度を保った状態で肩まで漬かることができる。予約制サウナ施設では珍しいとされる温浴も用意している。
高橋さんは「お客さまからは『スペースが広くて、少人数なのでゆっくりできる』と好評を得ている。浴室で整いながら、ドリンクをオーダーできるサービスも喜ばれている。日々アップデートして、毎週、毎日でも来たいと思えるようなホームサウナに選んでいただけるよう努めていきたい」と話す。
営業時間は10時~21時(土曜・日曜・祝日は23時30分まで)。火曜・水曜定休。入浴料は2,600円~。予約はホームページで受け付ける。