ブックイベント「上市えきなか古本市」が11月5日・6日、富山地方鉄道・上市駅構内で開催される。

イベントのポスター

　上市町観光協会が2018（平成30）年から開いている同イベントは、古本市のにぎわいを通して富山地方鉄道の利用促進をPRするのが目的。今年で5回目を迎える。

　富山市内から「新本のプー横丁・古本のあっちゅん堂」「今井古書堂」「キャロット」「古書さいとう」「フレンド書店」「古本ブックエンド」「デフォー」ほか、「ひらすま書房」「書肆月影」（射水市）、「文明堂書店」「古本なるや」「ブック・スピカ」（高岡市）、「ALFA音響」「コメ書房」（南砺市）、「古本いるふ」（滑川市）など県内全域から古書店が集う。

　富山発リトルプレス「スピニー」は、品切れだった2号を含む1～4号などを再販する。富山在住のライター、ピストン藤井さんはミニコミ「郷土愛バカ一代！」シリーズほか、新作エッセーを販売する予定（6日のみ）。

　レコードブースには中古レコードを扱う「ディスク・ビート」（富山市）が初参加。レーベル「TOKEI RECORDS」が自社リリースのレコード、グッズなどを用意するほか、DJイベント「LOVEBUZZ」が場内のBGMを手がける。

　フードブースでは「FLAT COFFEE」（立山町）のコーヒー、「つるぎの味蔵」（上市町）の地元特産品（5日のみ）、県内でZINEを制作する「とやま駅弁研究部」の小冊子付き弁当「上市の助六さん」＆「こぶめし」、昆布シーズニング「かけつぶこぶこ」の販売を予定している。

　開催時間は10時～17時。