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富山・高岡駅前にタイ屋台料理店 スパイスカレー店から業態転換

店の外観

店の外観

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 高岡駅前に「タイ屋台食堂パッポン堂369」(高岡市末広町)がオープンして約1カ月がたった。

タイの海老入りスープ「トムヤムクン・ナムコン」(1590円)

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 店主はリバイブ社長の森和也さん。昨年2月から高岡市戸出で「スパイスカレーGOCHI」を営業していた。森さんは元々タイ料理店を始めるつもりだったが、コロナ禍の影響で断念。テイクアウト利用客を期待して、高岡市郊外にスパイスカレー店を開いた。その後、タイ料理専門店に業態転換するため、高岡駅前で物件を探していたという。

 タイ料理の魅力について、森さんは「タイ料理は辛いイメージが先行しがちだが、世界的に愛されている料理。お酒にも合うし、ナンプラーという魚醤(ぎょしょう)は、しょうゆ文化の浸透している日本人には受け入れられやすい。タイ現地には中華系タイ人が多く、中華料理の影響を受けた料理も多いので思ったよりも食べやすい」と話す。

 ランチメニューは、鶏肉の卵カレー粉炒め「ガイパットポンカリー」(990円)のほか、「カオマンガイ」(890円)や「グリーンカレー」(890円)などを用意する。麺メニューはセンヤイ(太麺)、センレック(中細麺)、センミー(極細麺)の米粉を使ったタイビーフンとバミー(中華麺)の麺4種類、スープはトムヤムクン、あっさりとしたしょうゆスープのナーム(汁あり)、酢じょうゆのヘーン(汁なし)の3種類から選べる。ランチメニューは全品スープ、ミニデザートが付く。ご飯大盛りは110円追加。

 森さんは「タイ、カンボジア、フィリピンなどさまざまな国籍の方が来店する。お客さん同士で異文化交流する姿も見受けられる。一つの食文化を通じて、日本以外のアジアの文化にも興味を持ってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~13時30分、17時30分~24時。

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