富山のライブハウス「MAIRO(マイロ)」(富山市桜町2)が6月23日、富山駅前に移転オープンする。
国内外の有名アーティストから地元のバンドやDJ、ダンサー、アイドルが出演する、さまざまなジャンルのイベントを開いてきた同店。2021年に入居していたビルの売却に伴い一時閉店していたが、駅前の「アミューズビル」2階に再オープンとなった。新店舗はDJブースを常設し、音響と照明、バーを横一列に配列。収容人数は300~350人を想定している。
移転オープンを記念したイベントを約1カ月にわたり開催する。ダンス&ボーカルグループ「TRF」のDJ KOOさんを招いたディスコイベントや、京都出身のラッパー「ANARCHY」と地元DJが出演するクラブイベントのほか、ヒップホップ・グループ「RHYMESTER」、ロカビリーバンド「CADILLAC」、ブルースデュオ「T字路s」のワンマンライブなどを行う。
再オープンに当たり、メインスピーカーの入れ替え資金を募ったクラウドファンディングを行っている。リターンには同店のドリンクチケット、イベント招待券などを用意する。
経営する「マイロミュージック」の上田浩二社長は「今回の再オープンで、より豊かな音楽体験や、新たな音楽文化を生むきっかけにつながると信じている。これからも誰もが音楽と触れ合い、音楽と出合える場所を提供し、音楽の循環を皆さんと作っていきたい」と話す。