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富山駅南「MAROOT」のバルで日本酒体験 独創的な日本酒カクテルも

プレオープン時には「bar cacoi」大場健志さんがカウンターに立った

プレオープン時には「bar cacoi」大場健志さんがカウンターに立った

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 3月18日にグランドオープンした富山駅南の商業施設「MAROOT(マルート)」(富山市明輪町)に、富山県内の地酒と食を新しいスタイルで提供する日本酒バル「バール・デ・美富味(みとみ)」が出店した。

19の蔵元の地酒が並ぶ日本酒売り場も併設

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 同店では県内19の蔵元から地酒を取り寄せ、25本のタップから冷えた日本酒を直接ついで提供する。富山初となる日本酒のリキュール醸造所も併設し、果実、薬草、香草、ナッツなどの香り成分を配合した日本酒リキュールを今後、製造していく。

 日本酒カクテルをプロデュースしたのは、東京・銀座「bar cacoi(カコイ)」のオーナーバーテンダーである大場健志さん。それぞれの日本酒の個性を生かした、見た目も味も華やかなカクテルのレシピ化に成功したという。

 人気の日本酒カクテルは「Pero トニック」(800円)。日本酒をトニックウオーターで割り、食用のエディブルフラワーの氷が入ったグラスにつぐ。日本酒が得意でない方でも「ペロリ」と飲めてしまうので、この名を付けたという。富山で人気のコーヒー牛乳「カウヒー」をカクテルにした「カウヒーラテ」(1,000円)は、生クリームと甘酒を合わせたホイップが浮かぶ、アイスカプチーノのような一杯。アルコールが苦手な人向けに、富山県産リンゴを使ったノンアルコールカクテルも用意し、「幅広い世代が楽しめるラインアップ」にした。

 フードメニュー「美富味プレート」(1,500円)は、甘エビやホタルイカなど旬の食材をフィンガーフードとして提供。日本酒と料理をペアリングすることで、富山の恵みを味わうことができる。

 企画したTOYAMATOの中谷幸葉さんは「日本の伝統産業である日本酒の魅力を、次世代につなげていきたい。そのためにも、これまでの日本酒ラバーであった層とは別の、若者世代の目線での発信が不可欠」と話す。

 営業時間は10時~22時。完全キャッシュレス導入。

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