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富山県美術館で企画展「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」

馬場のぼる『11ぴきのねこ ふくろのなか』こぐま社 1982年

馬場のぼる『11ぴきのねこ ふくろのなか』こぐま社 1982年

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 企画展「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」が現在、「富山県美術館」(富山市木場町)で開催されている。

町田尚子『ネコヅメのよる』岩崎書店 2021年(WAVE出版2016年)

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 絵本に登場する個性豊かな猫にフォーカスした同展では、有名作家から若手作家まで15組の絵本原画、資料など約250点を展示。かすれやにじみ、色の鮮やかさ、筆跡といった、印刷では再現できない原画ならではの魅力が感じられるという。

 出展作家は「11ぴきのねこ ふくろのなか」馬場のぼるさん、「ネコヅメのよる」町田尚子さん、「ねこのセーター」100%ORANGEさん、「ばけねこ ぞろぞろ」石黒亜矢子さんのほか、大道あやさん、きむらよしおさん、牧野千穂さん、加藤休ミさん、ハンス・フィッシャーさん、片岡まみこさん、にしまきかやこさん、あきびんごさん、きくちちきさん、瀬川康男さん、ささめやゆきさん。

 会場内には、あきびんごさんの「ねこだらけ」を参考に、来場者がオリジナルの猫のキャラクターを描くスペースを用意。完成作品を展示するほか、作家へメッセージを届ける猫ポスト、読書コーナー、スタンプコーナーなども設ける。撮影コーナーでは「ネコヅメのよる」の白木、「ばけねこぞろぞろ」のテン、加藤休ミさん「きょうのごはん」のオムライスなどがパネルとして登場する。

 同館レストラン「ビビビとジュルリ」では、牧野千穂さん「うきわねこ」、「ねこのセーター」をモチーフにした焼き菓子セット「ベイクド ニャー」を期間限定で販売する。

 開館時間は9時30分~18時。水曜休館(2月23日は開館、翌24日休館)。観覧料は、一般=900円、大学生=450円、高校生以下無料。3月6日まで。

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