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富山ロケの映画を特集上映 富山県ロケーションオフィス開設10周年記念で

富山出身の本木克英監督による「大コメ騒動」。魚津、岩瀬浜で撮影を行った。

富山出身の本木克英監督による「大コメ騒動」。魚津、岩瀬浜で撮影を行った。

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 映像制作の支援を行う「富山県ロケーションオフィス」(富山市新総曲輪)の開設10周年を記念し、富山でロケを行った作品の特集上映が2月5日に始まる。

記念上映会のチラシ

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 映画・ドラマの撮影候補地の情報提供、立ち会いなどを行う同オフィスは2011(平成23)年、「富山県観光・地域振興局観光課」(当時)内に開設。富山地方鉄道の運転士をモチーフにした「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(2011)をはじめ、これまで映画約60本を含む400本以上の映像作品を誘致・支援し、富山の魅力を県内外に発信している。

 2021年に開設10周年を迎えたことから、今回は県内5つの映画館と連携し、2月の土曜・日曜・祝日に関連作の記念上映会を行う。会場は、富山市の「JMAX THEATER とやま」「TOHOシネマズ ファボーレ富山」「ほとり座」、高岡市の「Da Friends×ほとり座」「TOHOシネマズ 高岡」の5館。各作品の監督によるティーチインとトークショーも行う。

 上映作品と登壇監督は、「人生の約束」(2016)=石橋冠監督、「魚津のパン屋さん」(2015)=市川徹監督、「デンサン」(2017)=金森正晃監督、「劔岳 点の記」(2009)・「散り椿」(2018)=木村大作監督、「ナラタージュ」(2017)=行定勲監督、「真白の恋」(2017)=坂本欣弘監督、「鳩の撃退法」(2021)=タカハタ秀太監督、「脳男」(2013)=瀧本智行監督、「アオハライド」(2014)=三木孝浩監督、「大コメ騒動」(2021)=本木克英監督、「羊の木」(2018)=吉田大八監督を予定している。

 今回の企画に際し、同オフィスの前佛聡さんは「この10年間でさまざまな富山ロケ映画やドラマの撮影が実現できた。これも県民の皆さん、多くの関係者の方々のおかげであり、心から感謝している。コロナ禍のため、自宅で過去作をご覧になる方も多いと思うが、この機会に劇場の大画面で富山ロケ映画を楽しんでほしい。各作品の監督から話を聞くこともできるので、映画を通じて、改めて富山の良さを再発見・再認識してもらえれば。監督への質問、メッセージもホームページで受け付けている」と呼び掛ける。

 鑑賞料は各回1,000円。会場、上映スケジュールなどはホームページで確認できる。

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