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富山で釈徹宗さん対談企画 ゲストに土井善晴さん、平野啓一郎さん、吉藤オリィさん

土井善晴さん、吉藤オリィさん、釈徹宗さん、平野啓一郎さん(左上から時計回りに)

土井善晴さん、吉藤オリィさん、釈徹宗さん、平野啓一郎さん(左上から時計回りに)

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 宗教学者・僧侶の釈徹宗(しゃく てっしゅう)さんとゲストを招いたトーク企画「ゆるふか対談」が3月19日、6月4日、8月20日の3回にわたり、本願寺富山別院(富山市総曲輪)で行われる。

会場の本願寺富山別院

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 同企画のコンセプトは「かたる」「ほどける」「つなぐ」。多様化する現代において、さまざまにもつれ合う社会問題を、釈さんの仏教的視点、各分野で活躍するゲストの視点から解きほどいていく。釈さんとゲストの間で紡がれる言葉を通して、個人が抱える生き辛さの正体に迫るという。

 1回目となる3月19日は、釈さんの対談相手として料理研究家の土井善晴さんを迎える。「生きることは食べること」をテーマに、人間として生きることは何かを食を通して見つめる。

 6月4日は小説家の平野啓一郎さんを迎える。テーマは「出会いの数だけの『私』を生きる」。平野さんが提唱する「分人」という概念から、「個人」という単位に捉われる現代人の苦悩をつまびらかにし、新たな自分との向き合い方を探る。

 8月20日はロボットコミュニケーターの吉藤オリィさんを迎える。「孤独の解消」を研究する吉藤さんは、移動が困難な人に向けた遠隔操作型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」、バリアフリー情報を集めたアプリ「WheeLog!(ウィーログ)」などの開発で知られる。テーマは「誰も取り残さないミライに向かって」。テクノロジーと共に築く新たな人間関係や誰もが社会に参加できる未来像を探る。

 同イベントを企画した実行委員会代表の四下順文(よつもと じゅんぶん)さんは「釈さんとゲストとの対話から、悩み多い人生を生きるヒントを得ていただければ。これからの価値観を作る若い世代に、本堂の荘厳な雰囲気の中での対談をぜひ聞いてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は各日15時30分~17時30分。定員は各180人。参加費は各回3,000円、全3回セットで8,000円。公式ホームページで2月1日から、受け付ける。

 ※開催内容に変更がありました。詳細は公式ホームページでご確認ください。(2月5日追記)

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