![来場を呼び掛ける「古本いるふ」店主の天野さん](https://images.keizai.biz/toyama_keizai/headline/1635474390_photo.jpg)
ブックイベント「上市えきなか古本市」が11月6日・7日、富山地方鉄道・上市駅構内で開催される。
とやま駅弁研究部が制作する上市町をイメージした弁当(イメージ)
上市町観光協会が2018(平成30)年から開いている同イベント。富山地方鉄道の利用促進を目的に、今年で4回目を迎える。
イベントを監修する「古本いるふ」(滑川市)店主の天野陽史さんは「最初は物珍しい企画として来場されていたお客さんも、回を重ねるごとに『上市の秋の恒例イベント』と認知されているようだ」と話す。
当日は、「古本いるふ」のほか、「ひらすま書房」(射水市)、「古本ブックエンド」(富山市)など富山県内外の古書店、リトルプレス制作・書籍執筆を行うピストン藤井さん(7日のみ)など18ブースが出店する。DJイベント「LOVEBUZZ」が場内のBGMを手掛けるほか、「FLAT COFFEE」(立山町)のコーヒー、「ポムダムールトーキョー」のりんごあめ、「アルプス青年農業者立志会」の大学いも、「つるぎの味蔵」(上市町)の地元特産品、県内でZINEの制作を行う「とやま駅弁研究部」の小冊子付き弁当「上市の助六さん」販売を予定している。
天野さんは「富山地方鉄道で上市駅に来た人には、古本市で利用できる500円分のチケットを渡す。今年で開設90周年となる上市駅。この機会に魅力ある上市町に遊びに来て、楽しい時間を過ごしてほしい」と話す。「会場は消毒の設置などコロナ対策を行っている。マスク着用の上、来場してもらいたい」とも。
開催時間は10時~17時。