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富山でショートトラックスピードスケート指導会 五輪代表選手の直接指導も

中京大学の吉永一貴選手(先頭)

中京大学の吉永一貴選手(先頭)

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 富山スケートセンター(富山市萩原)で3月29日、ショートトラックスピードスケートの北陸指導会が行われた。

トヨタ自動車の坂爪亮介アシスタントコーチ(写真=横山大希)

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 富山県スケート連盟が主催する同指導会は、富山県唯一のショートトラックスピードスケートチーム「Yellow tail(イエローテイル)」の選手育成と競技普及の一環。同チームは通常「選手コース」と「体験コース」に分け、週1~3回、富山スケートセンターや富山市総合体育館などで練習を行っている。

 ショートトラックスピードスケートは、1周100メートル強のスケートリンクを何周も滑り、タイムではなく着順を争う競技。最高スピードは時速約50キロあり、氷の上を駆け抜けるスピード感・選手間の駆け引きによるレース展開が特徴。

 スピードスケートの選手育成に取り組む同チームは、これまで定期的にオリンピック選手を招いた指導会のほか、他県チームや他競技のチームとの交流会・練習会などを行ってきた。

 今回は北陸在住のショートトラックスピードスケート経験のある小・中学生を対象に行われ、12人が参加。五輪出場経験のあるショートトラックスピードスケート選手の吉永一貴さん(中京大学所属)と坂爪亮介さん(トヨタ自動車所属)が、この指導会のためだけに特別なメニューを考案し、指導に当たった。

 坂爪亮介さんは1990(平成2)年、群馬県生まれ。日本体育大学出身。ソチ、平昌五輪では日本代表選手として出場し、日本男子初の個人2種目入賞を果たす。2018(平成30)年に現役を引退し、現在はトヨタ自動車スケート部のアシスタントコーチとして活躍する。吉永一貴さんは1999(平成11)年、愛知県生まれ。中京大学スケート部に所属。平昌五輪日本代表。2018年ワールドカップ第1戦男子1500メートルでは、日本男子勢として17季ぶりの優勝を果たした。2021年に開催された愛知国体では、500メートル、1000メートル、5000メートルリレー出場全種目で優勝した経歴を持つ。

 「Yellow tail」代表の上野理絵さんは「日本のトップコーチや選手の指導のおかげで、子どもたちも真剣に楽しく練習ができたと思う。普段見る機会のない模範滑走も経験させることができ、コーチ陣には感謝している」と話す。「チームでは、今年から選手のマネジメントも行うようになり、オフィス青山、廣貫堂、dot studio、とやま建設ラボ、中嶋工芸社、日本海ガスといった富山の企業の方々に支援をもらっている。今後の課題はたくさんあるが、まずは練習場所の確保が重要。まち中のスケートリンク構想の活動にも貢献したい。富山ではまだ知られていないチームだが、子どもの習い事の選択肢となるよう、今後も自分たちの活動を通して面白さを伝えていきたい。活動知ってもらうことでショートトラックの競技人口を増やしていければ」とも。

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