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富山の自家焙煎コーヒー店が冬季限定プリン 甘み控えたコーヒー味魅力

瓶のシュールなイラストもいい味「アルパカプリン」

瓶のシュールなイラストもいい味「アルパカプリン」

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 富山市郊外の住宅地にある自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「Alpaca Coffee(アルパカコーヒー)」(富山市婦中町下板倉1)が12月4日、冬季限定商品となる「アルパカプリン」を発売した。

外国の街角のような店の外観

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 同店は2014年4月に直売店をオープン。自家焙煎のコーヒー豆やコーヒードリンクのテークアウト、素材にこだわった自家製のマフィンを販売している。

 店舗業務のほかに県内で行われているイベントへの参加や氷見市のカレー店「ひみつカレー」とのコラボワークショップなどにも挑戦している。店主の水上敦子さんは「オープン当初から好きなコーヒーと滑らかプリンを合わせた商品の販売を考えていた。今年の春から本格的に試作を重ね、やっと思い通りの滑らかさにたどり着いた」と語る。

 「アルパカプリン」は、上層部が甘みを控えたコーヒーゼリー、下層部が濃厚なコーヒー味プリンの2層になっている。卵を使わず、深いりのコーヒー豆と新鮮な牛乳・生クリームをふんだんに使っている。

 パッケージもブラウンを基調とした色で、瓶のデザインはあえて同店のロゴは入れず、「シュールなイラストを」とオーダー。コーヒーの風味を強調し、ほろ苦い大人な味わいに仕上げている。販売以来、「甘すぎないコーヒー味は男心を、レトロ感のあるデザインは女心をくすぐる」と、好評だ。

 店名にもあるアルパカとコーヒーの意外な組み合わせは、アルパカのふわふわした温かく癒やしのイメージと、飲んでほっこりとした気持ちになるコーヒーを提供したいという思いとつながっており、プリンも同様の思いが込められている。

 「このプリンはコーヒーが飲みたくなるプリンだと思う。かんきつ系の香りのするクリアな酸味のコーヒーとの相性がいいので、店のコーヒー豆ではモカやカフェ・ヴィーニョがおすすめ。食べて飲んで、とことんコーヒーを味わってほしい」と水上さんは話す。

 価格は380円。

 営業時間は11時~18時(12月23日~25日のみ10時~19時)。日曜・祝日定休。土曜は月2回営業。

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