富山の自動車メーカー「光岡自動車」(富山市婦中町横野、TEL 076-465-2822)が12月8日、新型霊きゅう車「ミツオカリムジンタイプV」「リューギセンターストレッチリムジン」の販売を始めた。
「自動車の製造・開発をしたい」との思いから1968年に創業し、「物づくり」にこだわりを持った遊び心のある車の開発を展開している同社。
同社の販売する「オロチ」「ビュート」と同じく、1台ごとに職人が手作業で作る新型霊きゅう車は、「ニッサン ティアナ」をベースに、部品の溶接を行い板金塗装する。同社スタッフによると、国産車ならではの精度の高さと居心地の良さ、品格と重厚感のある外観が特長という。
富山ファクトリー店の長谷川廉さんは「霊きゅう車は主に外国車ではキャデラックやリンカーン、国産車ではクラウン、センチュリーなどが使われている。外国車と国産車では一長一短あり、外国車は存在感がある反面デリケートなメンテナンスが必要で、国産車はメンテナンスが容易な反面存在感に欠ける。両方のメリットを生かすべく外国車の荘厳な存在感と性能面の安心感を加えることでさまざまなニーズにマッチさせた」と自信を見せる。
価格は、ミツオカリムジンタイプV=7,506,000円~。リューギセンターストレッチリムジン5,702,400円~。完全受注生産販売。