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55年の歴史に幕を閉じた富山「日本海食堂」のファンブック ピストン藤井さんが新作

「飛び出せポンコツ! なくせインテリジェンス! 日本海食堂大百科」

「飛び出せポンコツ! なくせインテリジェンス! 日本海食堂大百科」

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 富山のライター、ピストン藤井さんがドライブイン・レストラン「日本海食堂」のファンブック「飛び出せポンコツ! なくせインテリジェンス! 日本海食堂大百科」を刊行。10月18日に富山駅構内で行われるブックイベント「BOOK DAY とやま駅」で先行販売する。

創業当時の日本海食堂

 同店は1965(昭和40)年、富山市水橋の国道8号線沿いにオープン。富山におけるドライブイン・レストランの先駆けとなり、長距離運転手、家族連れ、カップルなど多くの客でにぎわった。80年代以降は東海北陸自動車道、バイパスの開通により、食堂前の国道8号線が県道へ降格。一時、交通量と共に客足も減ったが、2代目の種口茂さんが店を継いだことで回復していった。

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 2000年代以降、種口さんは自身の趣味もあり、ホーロー看板やアイドルの等身大パネルなど、昭和のレトログッズを店内に飾り始めた。次第に近所の常連客のみならず、県内外から旧車マニアや昭和愛好家らが数多く来客するようになったという。独自の魅力によってコアな人気を博していったが、建物の老朽化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあって2020年5月に閉店した。

 同店に足繁く通っていたというライターのピストン藤井さんが、「大好きな日本海食堂の面々と、いつでも再会できるように」という思いから、40ページ、オールカラーのファンブックを制作。店の構造を解説する「日本海食堂解体珍書」や、55年の歴史をたどる「日本海食堂ネバーエンディングストーリー」のほか、駐車場で開催されていた旧車マニアの集いを紹介する記事、食堂のファンたちによる寄稿文、店主インタビューなどを掲載する。

 先行販売する「BOOK DAY とやま駅」では、冊子のみの通常版(1,320円)に加え、日本海食堂オリジナル手拭い、ピストンさんの歌唱によるテーマソング「いっぽんでも にほんかい食堂」のCD-Rをつけた愛蔵版(2,000円)を限定販売する。通常版は全国の個人書店はじめ、出版社「里山社」の通販サイトでも販売予定。

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