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富山・射水の古書店「ひらすま書房」でZINEと手拭いの展示販売

展示の様子

展示の様子

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 「出張甘夏書店 zineと手ぬぐい2」「zine zine zine 2020」の展示販売会が、射水市の古書店「ひらすま書房」(射水市戸破)で開催されている。

「70years→7days お城の形をした古本屋最後の7日間」

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 「zineと手ぬぐい」展は、東京・向島にある古書店「甘夏書店」の出張イベントで、夏の恒例企画となっている。さまざまなクリエーターが手掛けたユニークな創作手拭いをはじめ、個人制作の小冊子「ZINE」や小さな出版社が発行するリトルプレスを展示販売する。

 今回は疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」をあしらった商品、ダムをはじめ土木建築マニアを魅了する手拭いなども用意する。

 「zine zine zine 2020」展は、富山のZINE好きが集い2016(平成28)年に発足したコミュニティー「zineと、」が企画。同コミュニティーはこれまでにワークショップやトークイベントなどを通じ、ZINEの普及に努めてきた。今回は富山では初となるZINEの展示のため、全国から作品を広く募集。自由で多様な表現の世界を、楽しんでもらえるような展示になっているという。

 「ひらすま書房」店主の本居淳一さんのお薦めの作品は、イガラシチナツさんの作品「70years→7days お城の形をした古本屋最後の7日間」。3層天守のユニークな外観で知られる、長野・松本の古書店「青翰堂(せいかんどう)書店」をモチーフにしたZINEだ。創業70年、地元の人たちに長らく親しまれながらも、2020年3月に閉店した同店の最後の7日間をつづる。銅版画による書店オリジナル蔵書票付き。

 開催時間は11時~18時。15日・22日・23日休み。入場無料。9月28日まで。オンラインショップでも販売中。

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