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富山のインストバンド「スマウグ」が新作リリース 来春、東京で記念ライブも

2人から5人まで変則的な編成でライブを行うスマウグ

2人から5人まで変則的な編成でライブを行うスマウグ

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 富山市在住のメンバーを中心に5人構成で活動するエレクトロニカ・ポストロックバンド「smoug(スマウグ)」が12月16日、新作「FOLK REMEDY」を発売した。同アルバムは2013年に発売したアルバム「Cloud Sprout」に続き、2枚目となる。

新作「FALK REMEDY」のCDジャケット

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 同バンドは、ギターの若杉空士さんと山内晃一さんの2人で2006年に結成。現在は東京と広島在住のメンバーを合わせた5人編成で、その都度変則的な構成でのライブ活動を行っている。

 アコースティック・ギターのアルペジオやシンセサイザーの浮遊感ある音色が特徴の前作に比べ、同作ではアグレッシブなエレクトロニック・サウンドが高揚感をあおる。両作品ともインストゥルメンタル(歌の入らない音楽ジャンル)だが、フォーキーで心地よいサウンドだったものから、リズミカルな打ち込み音楽を多く取り入れたバンド・サウンドへと変化した。

 「ビートラム・ミュージックフェスティバル2013」や「EMAF TOKYO 2014」といった、富山県内外での音楽フェス出演やテレビCMへの楽曲を提供するなど精力的な活動を行う中、2年ぶりの制作物となった同作について、若杉さんは「前作は自分の部屋で、日々の生活で感じたことを日記につづったようなプライベートな作品だった。新作は、部屋の扉を開け外部とのコミュニケーションを図り、ためていたエネルギーを放出するような躍動感ある作品になった。一言で表すなら前作は『蓄積』、今作は『放出』」と話す。

 山内さんは「温かみのある前作のリリース後は、カフェやセレクトショップでじっくり聴かせるライブが多かった。今作は疾走感あるダンス・ミュージックが多いので、ライブハウスやクラブでのライブを増やしたい」と意気込む。「来春は東京で新作発売記念ライブを行う予定。新作を聴いて遊びに来てほしい」とも。

 価格は2,000円。

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