シルクスクリーンを体験できる「FCTRY」(氷見市中央町9)が6月12日、氷見の中心街にオープンした。
シルクスクリーンとは、版にインクを置いてヘラで刷る印刷技法の一つ。同店では、シャツやかばんなどに好きなデザインを刷ることができる(1,500円~)。デザインを持ち込んでオリジナルの原版を作ることも可能。ノベルティーや記念品などのオーダーにも小ロットから対応する。
店主は、氷見市出身の萩原麻衣子さんと田中祥恵さん。元保育士の2人は、洋服が好きで意気投合。約1年前に「FCTRY」を立ち上げ、イベント出店でシルクスクリーンや缶バッジのワークショップを開催するなど、大人から子どもまで幅広い人たちに「ものづくり」の楽しさを伝えてきた。
シルクスクリーンとの出合いは、福井県で開催していた「RENEW(リニュー)」という伝統産業の工房を見学するイベントに参加したこと。「そこで初めてシルクスクリーンに出合った。その場ですぐに作れる手作り感が楽しかった。体験をした工房のオーナーがとても気さくな方で、親身になって話を聞いてくれた」と振り返る。
この体験がきっかけとなり、セレクトした商品を売る店ではなく、ものづくり体験を楽しむ店にすることに決めた。同店オープン後は、保育士時代に受け持った地元の子どもたちや県内の若者らがシルクスクリーンをする姿が見られている。
萩原さんと田中さんは「シルクスクリーンを通して、お客さんとの交流が生まれるのが楽しい。今後は、地元や富山の人に『ものづくり』の楽しさを広めたい。そして、観光客にも氷見や富山の思い出をつくりに来てほしい」と笑顔で話す。
営業時間は13時~18時(土曜・日曜は10時~19時)。火曜定休。