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富山のキリム専門店でノマディック絨毯と木工家具のコラボ展 ワークショップも

写真:店舗外観

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 富山市石金のギャラリー併設型キリム専門店「アリアナ キリム&アートギャラリー」(富山市石金、TEL 076-491-3465)で12月3日、「KAKIのウッドワークとノマディック絨毯(じゅうたん)展」が始まった。

KAKI工房製の無垢材家具とノマディック絨毯

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 同店は、イランの伝統的な織物「キリム」の魅力を日本で紹介するためにイラン出身の店主マルフィーさんが1999年にオープンしたショップ&ギャラリー。希少なオールドキリムから、新しく織られたキリム、ギャッベ、ペルシャ更紗(さらさ)、ノマディック絨毯など中東の国々でさまざまな部族の手によって作られた織物を幅広く取り扱っている。ノマディック絨毯とは、遊牧民(ノマド)の女性たちが天然の素材と染料を使用し、全て手作業で織りあげた絨毯のこと。硬い地面の上に敷いても快適に過ごせるように、毛足が長くなっているのが特徴という。

 ギャラリースペースでは定期的に革作家や藍染め作家などとコラボレーションイベントを開催しており、今回は富山市粟巣野で無垢材家具を作っている「KAKI工房」とコラボ。ダイニングテーブルセットやカップボード、デスクなどを展示している。

 マルフィーさんは「14年前、粟巣野スキー場に家族と遊びに行った時に偶然KAKI工房と出会った。柿谷さんが作る家具が好きで、店舗でも自宅でもKAKI工房の家具を使っている。美しい無垢の家具と温かみのあるノマディック絨毯のコラボレーションを楽しんでほしい」と話す。

 5日、6日にはカッティングボードやコースターなどでオリジナル作品を作る彫刻ワークショップも開く。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。入場無料。今月15日まで。

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