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富山市のコーヒー店で「革モノ展」 紙袋や紙箱をモチーフに

シンプルで使いやすいモノトーンのバックと小物

シンプルで使いやすいモノトーンのバックと小物

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 革作家・杉崎陽子さんの展示「革モノ展 4」が11月1日から、富山市の松川沿いにあるコーヒー焙煎(ばいせん)店「koffe(コッフェ)」(富山市舟橋南町)で開かれている。

人気のがま口財布やポーチ

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 杉崎さんは二十数年前から革を使った制作活動を始め2004(平成16)年に独立。「CO-YO(コーヨ)」の屋号で、雑貨店などへの卸販売や全国各地でのイベント、個展やグループ展にも出展している。

 今回で4回目となる同展は、コッフェの山中彩子さんが、客として来店していた杉崎さんの自作の革財布に興味を持ったことから、2010(平成26)年に始まったという。杉崎さんに対して山中さんは「丁寧な仕事をされていて、作品の発想の面白さや気持ちのいい人柄も魅力的だと感じた。オープン当初から時間をかけて同じ作家さんの展示をできたらと考えていたので、これからも応援していきたい」と話す。

 今回は暮らしの中にある紙袋や紙箱をモチーフとした、白と黒の革のシンプルなバック、革箱のほか、がま口財布、ポーチ、バングル、名刺入れ、ペーパーウエートなどを展示販売する。

 使いやすく、手仕事の温かみを感じてもらえる作品を作りたいという杉崎さんは、「それぞれの生活の中での使い方や、楽しみ方を想像してもらえる展示にしたい。普段は一人でこもって制作しているので、この機会に来てくださる方と会話ができたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は12時~19時(土曜・日曜は10時~)。木曜定休。今月11日まで。

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