LGBT映画についてのトークイベント「やわカフェ at ほとり座~夏休み特別編~」が8月3日・4日、富山市中心街のシネマカフェ「HOTORI×ほとり座」(富山市中央通り1、TEL 076-422-0821)で開催される。
セクシュアリティーの違いを超えて、やわやわ(ゆっくり)と、安全に、安心して語り合える場所を作ろうと「ダイバーシティラウンジ富山」が企画してきた「やわカフェ」。イベントはニックネームで参加でき、自身のセクシュアリティーを公表する必要はない。今回は夏休み特別編として、ほとり座の上映作品をテーマに取り上げる。ゲストとして、レズビアンカップルのユーチューバー「エルビアンTV」のUさんを招く。
魚津市出身のUさんは、パートナーのReyan(レーヤン)さんと共に同性カップルのリアルな日常をユーチューブで発信中。セクシュアルマイノリティーに対する、世間の偏見を払しょくする活動を展開している。
3日の上映作品は、20~30代の気鋭の女性監督15人が手掛けた「21世紀の女の子」。自身のセクシュアリティーが揺らいだ瞬間を共通テーマに、各8分以内の短編を1本のオムニバスに仕上げた作品。「溺れるナイフ」の監督・山戸結希さんがプロデュースを務める。上映後、ドリンクやデザートを楽しみながら、映画の感想を語り合う場を設ける。定員は20人。
4日の上映作品は、元バンドマンの父と医者を志す娘が、それぞれの人生を模索するヒューマンドラマ「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」。人種や性別を超えた愛の形が、音楽を交えながらごく自然に描かれている。上映後にUさんと同店店長の開(ひらき)さんとのトークショーが行われる。定員は20人。トークショーのみの参加も可能(1ドリンク付き500円)で、定員は10人。
「21世紀の女の子」は6日まで、「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」は16日まで上映。
3日は13時開演。4日は映画13時、トークイベント15時開演。料金は、一般=1,500円、大学生・専門学生=1,000円、小中高生=500円。申し込みはメールで受け付ける。